ヨーロッパの歴史風景 中世編




西暦1000年、聖イシュトヴァーンが法王から戴冠を受け、初代ハンガリー国王となった。


大天使ガブリエルとマジャール人の指導者ヴァイク

ハンガリーの首都ブダペストの英雄広場に立つ大天使ガブリエルの像 千年以上も昔のことなんだけど、パンノニア(現在のハンガリー)に定着したマジャール人の指導者にヴァイクという人物がいた。マジャール人をパンノニアに導いたアールパードの孫ゲーザの息子なんだ。

そのヴァイクの夢に現れたのが、大天使ガブリエル。大天使のお告げを聞いたヴァイクは、聖ゲッレールトの助けを得て、マジャールの人々をキリスト教化したんだ。

右の画像は、ハンガリーの首都ブダペストの英雄広場に立つ円柱なんだけど、その上にはヴァイクの夢でお告げをもたらした大天使ガブリエルが立っている。

ローマ法王から戴冠を受けた聖イシュトヴァーン王

そして西暦1000年、ハンガリーの指導者でアールパードの曾孫のヴァイクは、今のイタリアの首都ローマを拠点にカトリック教会を支配するローマ法王から王冠を授かり、初代ハンガリー国王イシュトヴァーンとして即位した。

イシュトヴァーン国王は西暦1038年に亡くなったんだけど、西暦1083年には聖人の列に加えられているんだ。故に聖イシュトバーンと呼ばれるわけだ。

ハンガリーの首都ブダペストの聖イシュトヴァーン大聖堂に見る聖イシュトヴァーン像 右の画像は、ブダペスト市内の聖イシュトヴァーン大聖堂にある初代ハンガリー国王 聖イシュトヴァーンの胸像。

毎年8月20日はハンガリーにおいて聖イシュトヴァーンの日(同時に建国記念日)になっているらしい。

聖イシュトヴァーン大聖堂で見かけた結婚式

ハンガリーの首都ブダペストの聖イシュトヴァーン大聖堂で見かけた結婚式 右の画像は、ハンガリーの首都ブダペストにある聖イシュトヴァーン大聖堂で見かけた結婚式の様子。

新郎・新婦共に髪の色が黒っぽいよね。中欧あるいは東欧に位置するハンガリーなんだけど、街を歩く人々の髪の色には、黒が多い印象を受けたんだ。やはりハンガリーの人々には、アジア系の祖先の血が残っているんだろうな。

ついでながら、多くのハンガリーの人々のお尻には、日本人などのアジア人と同様に蒙古斑があるんだそうな。また、一般的にヨーロッパ人の姓名はまず名が来て次に姓という順番だけど、伝統的なハンガリーの姓名は日本人などと同様に姓を名乗ってから次に名という順番らしい。加えて、ハンガリーには十二支もあると聞いた。やはりハンガリー人はアジア系なのかも、と思えるでしょ。

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