ヨーロッパの歴史風景 近代・現代編




西暦 1872年、カスピ海の国アゼルバイジャンで石油の商業生産が始まった。


カスピ海に面した国アゼルバイジャン(旧ソ連)の首都バクー周辺(下の画像はバクーとカスピ海)は、古来より石油の産地として有名だったらしい。古代の英雄アレクサンダーのテントでは、アゼルバイジャンで採掘された石油を灯すランプが使われていたとの話もある。

カスピ海とアゼルバイジャンの首都バクー

石油の世紀

そのアゼルバイジャン(当時はロシア帝国の支配下)で近代的な石油生産が始まったのが、1872年のこと。その翌年にはダイナマイトやノーベル賞で有名なノーベル兄弟もアゼルバイジャンの石油生産に投資し、タンカーや鉄道輸送、更にはパイプ・ラインを導入して大成功を収めた。

その後、ソ連に属する共和国となったアゼルバイジャンだったけど、引き続き世界でも有数の石油生産国の地位を維持していた。しかし、次第にアゼルバイジャンの石油生産量は減少。下の画像に見えるのは、アゼルバイジャンの首都バクーの郊外に見ることの出来る旧ソ連時代の石油生産設備の残骸なんだ。

アゼルバイジャンの首都バクーの郊外に残るソ連時代の石油生産設備の残骸




再び石油の世紀

その後、旧ソ連崩壊後に独立を果たしたアゼルバイジャンは、再び世界有数の石油産出国となろうとしている。バクー沖のカスピ海の底に大油田が発見され、1990年代の半ばからは欧米の石油資本が一斉に進出を始めているんだ。ソ連崩壊後の混乱(アルメニアとの戦いや経済の崩壊など)に苦しむアゼルバイジャンに、再び石油の世紀が訪れるのかな。

【参考】国別ツアー検索


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関連リンク

旅行記 「アゼルバイジャン 2000年3月」
(首都バクーとコーカサスの土漠地帯)




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