ヨーロッパの歴史風景 先史・古代編




西暦30年、イエス・キリストがゴルゴタの丘で十字架にかけられた。


イエス・キリストの最後の晩餐

西暦30年、いよいよ処刑の日が迫ったことを悟ったイエス・キリストは、弟子達と共に最後の晩餐に臨んだ。(下の画像は、フィレンツェサン・マルコ美術館にあるギルランダイオの「最後の晩餐」の一部。)

サン・マルコ美術館に見るギルランダイオの「最後の晩餐(部分)」(フィレンツェ、イタリア)

その最後の晩餐の席で、イエス・キリストは「この中の一人が私を裏切ろうとしている。」と弟子達に告げたんだ。

また、パンを自分の体であると言いながら、弟子達に食べるように命じた。ワインを自分の血であると言いながら、弟子達に飲むように命じたんだ。

捕らえられたイエス・キリスト

最後の晩餐を終えたキリストは、ゲッセマネの園で神に祈りを捧げた。その際、キリストの供をしていた三人の弟子(ペテロ、ヤコブ、ヨハネ)は眠ってしまったんだ。

そこへ裏切り者のユダに導かれた祭司や兵士たちが表れ、イエスは捕えられてしまった。大祭司カヤパはイエスを有罪であると断じ、ローマから派遣された総督ピラトは処刑を許可したわけだ。

西暦30年4月7日、イエス・キリストの十字架刑

そして、ゴルゴタの丘でイエス・キリストが十字架にかけられたのは、西暦30年4月7日午前9時頃だった。下の画像は、フィレンツェのサン・マルコ美術館にあるフラ・アンジェリコの「聖人たちのいる磔刑図(部分)」(イタリア)。

サン・マルコ美術館に見るフラ・アンジェリコの「聖人たちのいる磔刑図(部分)」(イタリア)

イエスが十字架にかけられて3時間ほど経った正午頃、太陽が光を失い、あたりが闇に覆われた。そして午後3時頃、イエス・キリストは息を引き取った。その時、ユダヤの神殿の垂れ幕が裂け、地震が起きたと伝える福音書もある。

キリストの生涯

余談ながら、イタリアの首都ローマにあるヴァティカン博物館の中のシスティーナ礼拝堂には、キリストの生涯(新約聖書の物語)を描いた絵画がある。

上に挙げたギルランダイオの他に、ペルジーノ、ピントリッキオ、ボッティチェッリ、コジモ・ロッセッリ、ピエロ・ディ・コジモなどなど、ルネッサンス期のイタリアを代表する芸術家たちの作品ばかりなんだ。

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関連リンク

旅行記 「カンパーニャとローマ・ヴァティカン(イタリア)」
「第四部 ローマ・ヴァティカン編」

旅行記 「イタリア北部」
(ミラノ、フィレンツェ、ピサ、ジェノヴァ)




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