ハドリアヌス帝によるパンテオン再建
西暦118年(あるいは128年)ころ、皇帝ハドリアヌスの命により、パンテオン(右の画像)の再建工事が始まった。最初のパンテオンは西暦27年に建設されたんだけど、西暦80年の火災で崩壊してしまったんだそうな。 しかし、皇帝ハドリアヌスといえば、イングランドとスコットランドの国境付近や、ドイツのゲルマン諸族の領域の周囲に城壁を築かせた人物だよね。建築工事が大好きだったのかな。
右の画像はパンテオンの入り口なんだけど、使われている扉は2000年前の鉄製のものなんだそうな。鳴門の渦巻きのような入り口の大混雑を通り抜けてパンテオンの中に入る。直径43メートルのドームに空けられた穴からは、一条の太陽の光。それが時刻と共に動き、パンテオン内部の表情を変えていくらしい。 パンテオンの内部には、ルネサンスの芸術家ラファエロや、統一イタリア王国の初代国王ヴィットリオ・エマヌエーレ2世などの墓がある。つまり、このパンテオンは、古代から中世・近代に至るイタリアの歴史の記念碑なんだね。そして現在のローマの観光名所のひとつでもある。
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