ヨーロッパの歴史風景 先史・古代編




紀元前 4-5世紀、現在のブルガリアの土地には、トラキア系セルデス族が住んでいた。


ブルガリア略図 北にルーマニア、西に旧ユーゴスラビア、南にギリシャとトルコに囲まれている現在のブルガリア。現在の住民の多くは、スラヴ系の人々とトルコ・アルタイ系の原ブルガル(ボルガル)族の人々が混血して成立した集団の子孫だと考えられている。

しかし、2000年以上も昔に、現在のブルガリアに住んでいたのは、トラキア系のセルデス族の人々だった。

古代トラキア人の貴族の墓

下の画像にあるのは、紀元前310年-290年頃の古代トラキア人の貴族の墓で発見された壁画のレプリカ(保存の為にオリジナルは公開されていない)なんだ。

古代トラキア系セルデス族貴族の墓の壁画(ブルガリア)

その後、トルコ・アルタイ系の原ブルガル族はフン族と共にヨーロッパに侵入し、やがて西暦 5世紀にはブルガリアの土地に原ブルガル族が侵入してきた。その後の混乱の中で、豊かな暮らしを謳歌していたトラキア系の人々は消え去り、あるいは民族の渦に飲み込まれていったんだろうか。

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