フランス南部コート・ダジュールの村エズ
フランス南部のコート・ダジュール地方の海岸地帯にエズという村がある。右の略図を見ればわかるけど、フランスとイタリアとの国境に近く、モナコ大公国にも近いんだ。ある意味ではヨーロッパの心臓部のすぐ近くだよね。ところが、このエズ付近が240年にわたってイスラム教徒の手に落ちていたというから驚かされる。
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240年にわたるイスラム教徒の支配イベリア半島において西ゴート王国の首都トレドがイスラム教徒によって占領されたのが西暦711年のこと。732年には現在のフランスに侵入したイスラム教徒軍が、フランク王国のカール・マルテルによって撃ち破られている。その後、イスラム教徒は矛先を変え、プロヴァンスからコート・ダジュールに向かって進出し始めたわけだ。そして西暦740年、この岩山の村エズ(下の画像)がイスラム教徒によって征服され、住民達は奴隷とされ、あるいは虐殺されてしまった。
それから240年の後、西暦980年、エズの支配者となっていたイスラム教徒が駆逐され、村はキリスト教徒の手に回復されたんだそうな。
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