ヨーロッパの歴史風景 近代・現代編




西暦 1880年、アルプスの少女ハイジの物語をスイスの作家ヨハンナ・シュピーリが発表した。


アルプスの少女ハイジが歩いていそうな
スイス・アルプスの村

スイス・アルプスの登山鉄道からの眺め ある年の夏、私は登山鉄道でスイスの山々を旅していたんだ。その登山鉄道の列車の窓から撮ったのが右の画像。

まるでアルプスの少女ハイジが歩いていそうな風景でしょ。

しかも、山の斜面のところどころには、下の画像にあるような牛たちの姿が見えるんだ。カウ・ベルの音が聞こえて、ハイジと仲良しのペーターがいそうだよね。

スイス・アルプスの登山列車から見かけた牛

作家ヨハンナ・シュピーリとアルプスの少女ハイジ

子供時代のテレビ・アニメの話題になると欠かせないのが、アルプスの少女ハイジの物語だよね。その物語の原作を著したのが、スイスの女流作家ヨハンナ・シュピーリ。

西暦1880年にヨハンナ・シュピーリが発表した「ハイジの修行時代と遍歴時代」というのが、アルプスの少女ハイジの物語の原型なんだ。ちょっと原作のタイトルが固いけどね。

続いて、西暦1881年には、「ハイジは習ったことを使うことが出来る」が発表された。こちらもタイトルに違和感があるけれども、ともかくこの二作がハイジの物語のベースになっているんだって。

そして西暦1974年、日本でアニメ「アルプスの少女ハイジ」が放送され、当時の私を含む多くの子供たちを楽しませてくれたわけだね。

アルプスの村ミューレンでハイキング

アルプスの少女ハイジの出てきそうなミューレン村をハイキング そんなハイジのことを思い出しながらハイキングをしたのが、右の画像にあるアルプスの村ミューレン

あちこちで牛が草を食べ、様々な花が咲いていたんだ。まるでハイジの時間と場所に入り込んだようなハイキングだったよ。

登りはケーブル・カーで、歩いたのは下りだけだったから、余裕で楽しめたということもあったけど...。

おまけにユングフラウ・ヨッホの眺め

このページの冒頭にアルプスの登山鉄道と書いたけど、その登山鉄道で登ったのがユングフラウ・ヨッホ(下の画像)。

スイス・アルプスのユングフラウ・ヨッホからの眺め

平和で楽しいアルプスの少女ハイジの物語なんだけど、アルプスの気候は厳しくもあるんだろうな。故に歴史的に傭兵がスイスの輸出産業だったりもしたわけだよね。

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