ヨーロッパの歴史風景 近代・現代編




西暦 1881年、ロシア皇帝アレクサンドル2世が、爆弾を投げつけられて殺害された。


サンクト・ペテルブルグにあるキリスト復活教会

ロシアの古都サンクト・ペテルブルグ市内を貫くネフスキー通りを歩く、運河の上にかかる橋の手前で脇道に入る。

ロシア名物のマトリョーシカなどを売る土産物屋が並び、その周辺にはジプシーの親子連れ。体の不自由な人々や老人達も小銭を求めて集まってくる。

ソ連崩壊後のロシアでは珍しくない観光地の風景だね。そう、私が目指しているのは、キリスト復活教会(あるいは血の上の救世主教会、またはヴァスクレセーニエ教会)。いかにもロシアらしいカラフルなドームに飾られた教会(下の画像)なんだ。

ロシアの古都サンクト・ペテルブルグにあるキリスト復活教会(あるいは血の上の救世主教会、またはヴァスクレセーニエ教会

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ロシア皇帝アレクサンドル2世暗殺現場

外国人受けするロシアらしい教会の前で記念写真を撮る人々(私も含めて)。でも、この場所で19世紀後半の革命家が爆弾を投げ、当時のロシア皇帝アレクサンドル2世が殺害されたんだ。

事件が起こったのは西暦1881年3月1日のこと。それから2年後の西暦1883年、事件現場でキリスト復活教会の建築工事が始まったわけだ。




19世後半のロシアの労働運動・革命運動

皇帝アレクサンドル2世が殺害された19世紀後半は、ロシア国内でも労働運動・革命運動が活発化していく時期だった。20世紀のロシア革命の序曲が奏でられていた時代だったとも言えるかな。

  • 1855年、ロシア皇帝アレクサンドル2世即位。

  • 1861年、ロシアで農奴解放令が公布された。また、秘密結社「土地と自由」が結成された。

  • 1866年、ロシア皇帝暗殺未遂事件が起こった。

  • 1869年、秘密結社「チャイコフスキー団」が活動開始。

  • 1870年、ネヴァ紡績工がストライキ。

  • 1872年、マルクスの「資本論」第一巻がロシア語に訳されて出版された。

  • 1874年、「人民の中へ」をスローガンとして、学生達が農村の中へ入っていった。

  • 1875年、オデッサにおいて「南部ロシア労働者同盟」が結成された。

  • 1876年、サンクト・ペテルブルグにあるカザン寺院前の広場でデモが行われた。この時、プレハーノフが演説を行っている。

  • 1879年、皇帝アレクサンドル2世暗殺未遂事件。

  • 1880年、サンクト・ペテルブルグにある冬の宮殿で爆破事件が起こった。

  • 1881年、皇帝アレクサンドル2世が暗殺された。

  • 1883年、ロシア最初のマルクス主義団体「労働解放団」が、プレハーノフらによってジュネーヴで結成。

  • 1885年、モロゾフの工場でストライキ。

  • 1895年、サンクト・ペテルブルグにおいて、レーニンらにより「労働者階級解放闘争同盟」が結成された。

  • 1897年、ミンスクで「ロシア社会民主労働党」が創設された。

  • 1899年、レーニンによる「ロシアにおける資本主義の発達」が発行された。


関連書籍

参考になる・・・かもしれない本を探してみました。


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関連リンク

旅行記 「サンクト・ペテルブルグの旅(ロシア)」
(ピョートル大帝、エカテリーナ女帝、ロシア革命)




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