ヨーロッパの歴史風景 近代・現代編




西暦 1946年5月31日、イギリスの空の玄関 ヒースロー空港が開港した。


第二次世界大戦とヒースロー空港(イギリス)

イギリスがドイツなどと戦っていた第二次世界大戦真っ只中の西暦1943年、イギリスの首都ロンドン郊外にイギリス空軍のための飛行場(空軍基地)を建設することが提案され、建設工事が始められた。

そして西暦1945年、ドイツ帝国の首都ベルリンが陥落してヨーロッパにおける第二次世界大戦が終結した。その時点でロンドン郊外に建設されていた空軍基地は完成していなかったんだ。他方で、平和が甦れば民間航空が拡大することが予想されていた。そこで幻の空軍基地を民間空港にすることが決まったわけだ。

イギリスの空の玄関ヒースロー空港

西暦1946年1月1日、幻の空軍基地は民間空港として発足。そして西暦1946年5月31日、正式に民間空港が開港した。それが現在のイギリスの空の玄関 ヒースロー空港(上の画像)なんだ。

拡大するヒースロー空港

開港時のヒースロー空港は、草地みたいなものだったらしい。滑走路の他には、搭乗手続きをするための施設だけ。それも軍が放出したテントだったらしいよ。

ヒースロー空港の出発ゲートへ向かう(イギリス)

ところが、その後のヒースロー空港は拡大を続けていく。1955年には新しい空港ビルが完成した。それが今のターミナル 2 なんだそうな。続いて1968年にはターミナル 1 が完成。更に1986年にはターミナル 4 も完成した。それで思ったら、現在はターミナル 5 を建設しているんだそうな。ますます巨大化する(即ち、歩かされる ・・・ )ヒースロー空港だね。

ヒースロー空港から日本へ出発するフライトは夕方発

そんなヒースロー空港から日本へ向かうフライトは、基本的には夕方あるいは夜の出発になる。というわけで、日本へ帰る為にヒースロー空港へ行けば、下の画像のような夕陽を見ることが多くなるかな。

イギリスの空の玄関ヒースロー空港で見る夕陽

そうそう、ついでなんだけど、ヒースロー空港からの交通機関のこと。ヒースロー空港からはロンドン市内のパディントン駅まで行くヒースロー・エクスプレスがおすすめ。牛丼じゃないけど、早いし安いし快適なんだ。

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