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西暦387年、アウグスティヌスがイタリアのミラノで洗礼を受けた。やがて代表的なキリスト教思想家となる。
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古代の新興宗教キリスト教と旧約聖書
「新興宗教」と聞くと、言っちゃ悪いけどなんとなく胡散臭い印象があるよね。今でこそ世界三大宗教の一つとなっているキリスト教なんだけど、古代ローマ帝国末期の4世紀頃にはキリスト教も胡散臭い新興宗教の一つだったみたい。その成立こそ西暦1世紀なんだけど、古代ローマ帝国での迫害が終わり、古代ローマ皇帝コンスタンティヌスによってキリスト教信仰が認められたのが西暦313年のことだからね。
そんな胡散臭い新興宗教ではないということを強調するために当時のキリスト教が主張したのが、古い歴史を持つユダヤ人の旧約聖書だったらしいよ。つまり、新約聖書だけではなく、旧約聖書との関係を持たせることで、キリスト教は出来たばかりの新興宗教じゃない、と言いたかったらしい。
旧約聖書に基づいて歴史を考えたキリスト教思想家
そんなわけでキリスト教の聖典とされた旧約聖書に基づいて人類の・・・あるいは世界の歴史を考えた思想家たちがいるわけだ。例えば西暦263年頃に生まれたエウセビオス、西暦331年頃に生まれたヒエロニムス。
ちなみにエウセビオスによれば、神さまがこの世を創造し、アダムとイヴを作り出したのは、紀元前5201年のこととされているんだって。(当時は「紀元前」なんて言い方は無かったけど、ここでは便宜的に紀元前で書いておくかな。)
上の画像は、アダムとイヴが住んでいた「エデンの園」を描いたシャガールの絵。フランス南部ニースにあるシャガール美術館で見ることが出来るよ。
代表的なキリスト教思想家アウグスティヌス
そんな歴史の考え方を取り入れ、後のヨーロッパに大きな影響を与えたのが、北アフリカ出身の教父アウグスティヌスだったんだ。
西暦354年に北アフリカで生まれたアウグスティヌスは、西暦384年にイタリア北部の街ミラノに移っている。しかし、異教徒だったアウグスティヌスは、西暦387年にミラノでキリスト教の洗礼を受けたんだ。
その後、アウグスティヌスはギリシャ・ローマの古代思想を取り入れ、キリスト教の教義を確立し、「神の国」「告白録」などを著していったわけだ。
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