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紀元前5000年ころ、農耕や牧畜がブリテン島(イギリス)にまで広がった。
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ナイル川のほとりで(エジプト)
人類の文明が形をなすはるか昔、人々は草原で狩をしたり森で木の実を採って食べ物を得ていたんだよね。
ところが、エジプトを流れるナイル川の中流付近では、野生の大麦が繁っていたんだ。その辺りで暮らしていた人々は、集めた野生の麦を石器ですりつぶせば食べ物になることを発見したんだ。それが1万3千年ほど昔のことなんだって。
下の画像は、ナイル川のほとりから眺めた古代エジプトの王家の谷近くの風景なんだけど、ナイル川の両岸には緑が繁っているんだ。人類が初めて麦の味を知ったのは、この辺りのことなんだろうか。
農耕の始まり
とは言っても、当時の人々は野生の大麦を採取していたに過ぎないんだ。まだ「農耕」とは言えないよね。
ところが、紀元前7千年から8千年ころ、メソポタミアからアナトリアにかけて住んでいた人々は、計画的に麦を栽培し始めたんだ。つまり、ここで「農耕」が始まったんだね。
牧畜の始まり
トルコからイラクにかけての西アジアには乾燥した土地が広がっているよね。そんな土地では、水のある場所は少ないんだ。そして、その貴重な水のある場所には、人間も動物も集まってくるわけだ。
貴重な水辺で人間と動物が近づけば、動物を家畜化するきっかけもあるよね。そんな風にして牧畜が始まったと考える学者もいるんだ。
羊が家畜化されたのは紀元前 9千年頃のアナトリア(現在のトルコ)、そのアナトリア地方で牛が家畜化されたのが紀元前 5-6千年頃。その間に山羊や豚も家畜化されていったらしい。
ヨーロッパ各地に広がる農耕と牧畜
紀元前 7千年頃にアナトリア地方で行われていた農耕と牧畜は、次第にヨーロッパ各地に広がっていった。バルカン半島にある現在のブルガリアには、紀元前 6千年頃には農耕・牧畜が伝わっていたんだそうな。
下の画像は、フランス南部プロヴァンス地方の村ヴァレンソールの小麦畑なんだけど、こんな風景が次第に広がっていったのがヨーロッパの歴史の基礎なのかもしれないね。
ついでに御紹介しておくけど、上の画像にあるヴァレンソールの村はフランスでも有数のラベンダーの産地なんだ。6月のヴァレンソール村では一面に広がるラベンダーの花を見ることができるよ。
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